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子どもが利己主義的に育っているのだとしたら、許しているのは親

子どもが利己主義的に育っているのだとしたら、許しているのは親
私は、昭和39年生まれ。
昭和世代の親の支配下で育ってきたことで、「自分の子どもに同じ様な想いをさせたくない」と誓っていました。

ですが、ここにも大きな落とし穴がありました。

自分の親に反抗心を持っている人は、自分の子どもを大切にするがあまり、逆に「自己中心的な人に」育ててしまいがちだということです。

親業の教科書にも、そのような記述があります。

私がとても気になっているのが、ここのところなのです。

なんだかね、こういう発言をする子どもが多くなっているような気がするのは、気のせいなのかな?????

家の仕事なんて、何もする必要なんかないよ。どうしてやらなきゃいけなんだ。

僕の世話をするのは親の責任じゃないか。法律でそうするように義務付けられているだろう。
僕が生んでくれって頼んだわけじゃないし。
そうだろう。
未成年の間は、親が食べるものを食べさせ、着るものを着せなきゃいけなんだ。

僕はそんなつまらないことは何にもする必要はないんだ。

親を喜ばす義務なんかないんだから



この少年の言った事――あきらかにそう信じているから口に出したのだ―――を聞いて、私は考え込んでしまった。
「自分は何も返さなくても、世間が自分に尽くす義務を負っている」という態度で子供が成長するのを許されていること―――
いったい、私たちはどんな人間をつくり出しているのだろう。社会人としてどんな人を親は世に送り出しているのか。
こういう利己主義な人間が築く社会はどんなものになるのだろうか、と。
「親業」子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方 1章 親にも訓練がいるP12より
大和書房トマスゴードン著/近藤千恵訳
 『親業 ― 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方』 

ああ、読んでてモヤモヤする~~

これは、きっと、私の中にも「親へ責任転嫁してきた、依存的な部分」があったからでしょうね。

ここまで「自己中心的」な考え方に凝り固まっていたわけではなかったにせよ、

「ああ、誰かが何かをやってくれたらな~」とか「コレができないのは〇〇さんのせいだよな」などと、他責思考は強かったわけで。

今でも身に覚えがあるからこその、モヤモヤした「反応」かもしれません。

子どものわがままを許しているのは親のほう

ゴードン博士は、「子どもは間違った行動はしない」と言われていますが、

同時に、子どもが利己主義的に育っているのだとしたら、許しているのは親だと言っています。

親が、あれこれと小言を言いながら、子どもの「自尊心」を傷つけ「罪の意識」を持たせている。

期待したり、褒めたり、励ましたりの「隠れたメッセージ」を送り、子どもを自分の思う通りに動かそうとして「依存心」を育てている。

ほんものの「心の交流」ができていないままだから、思いやりの心が育てられていない、と。

自己中・他責思考に育てたくないなら

自己中心的な考えや、他人のせいばかりで、責任感が育っていない、、、、

子どものそんな態度が気になるのなら、親が関わり方を根本的に見直すのがおススメです。

子どもの発達の特性の影響や社会的な要因なども気になるところですし、それらの関係もあるかもしれませんが、最も大事なのは、親と子の人間関係。

人は、周りの人間からどのように扱われるか、人的な環境の中から「自己概念」がつくられていくからです。

「親子の人間関係」は、人格形成の土台となります。

人格のある1対1の「関係性」から見直すことで、彼らの良心を効果的に育てていくことができますよ。


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