親に変わって欲しいとサインかもしれません。
「ゴミ」とまで言わなければ、
親は1ミリも変わらないから、
数々のSOSを、親が気づかないから、
心を固くして、反発し、嫌がる言葉を口にするのです。
他人に、ましてや自分の親を「ゴミ」と言って、快感を感じる人は誰もいないと思います。
親を「ゴミ」と言って
「言ってやったぞ~\(^_^)/!」と思っても、その時だけの感情で、
ジリジリと襲ってくる
その気まずさから、
「言わせる親が悪い」と、自己擁護でココロに鎧を重ねるだけです。
子どもに「ゴミ」と言われたくないのなら、
そこに至った背景をじっくりと考えてみるといいと思います。
どんな人も、
誰であっても、
自分の親を、「ゴミだ!」なんて、言いたくて言っている人はいないと思う。
すべては防衛本能からくるもの。
膨大な事務作業や部活動指導がニュースに取り上げられる一方で、実際に先生を最も疲弊させるのは 「人間関係」 ではないでしょうか。
生徒とのやりとり、保護者との関係。
努力が伝わらず、信頼が築けないとき、教師は深いストレスや虚無感に襲われます。
逆に、もし良好な関係性があれば——。
多少の忙しさもやる気やアイデアに変わり、仲間と共に困難を乗り越えた経験は、後から「人生の宝物」として記憶に残るはずです。
では、どうすればその「関係性」をつくれるのか?
ここで登場するのが 「教師学」 です。
教師学との出会い ― 教師の声から
私のもとに、ある高校の先生からご相談がありました。
荒れる生徒たちに精一杯向き合い、家庭訪問まで重ねても成果が見えず、教師を続ける自信を失っていた方です。
「もう辞めようかと思った」
その先生は、そんな限界の中で「親業」や「教師学」の存在を知りました。
最初に親業訓練を受講され、そこで触れた「心理学に基づく原理」と「具体的な伝え方」に衝撃を受けたといいます。
そして教師学に進むことで、生徒との関係に驚くような変化が生まれました。
教師も人間 ― そのジレンマにどう向き合うか
教師には「生徒を導きたい」という思いと、「すべてを受け入れるのは難しい」という人間としての気持ちが同居しています。
この葛藤は誰もが抱くものです。
だからこそ大切なのは、完璧さを目指すのではなく、誠実に対話し、問題を共に解決できる関係を築くこと。
教師学はそのための 「対話力」 に焦点を当てています。
具体的にどう変わるのか?
ある先生が学んだのは「能動的な聞き方」。
ただ耳を傾けるのではなく、生徒の気持ちを理解しようと働きかける聞き方です。
実践すると、生徒が落ち着き、自分から悩みを話し始め、授業への姿勢も変わっていきました。
先生自身も「聞けていなかったこと」に気づき、関係づくりの転機となったのです。
こうして生まれる好循環は、短期間であっても大きな手応えをもたらします。
教師学がもたらすもの
教師学で得られるのは、単なるテクニックではありません。
それは 「生徒を育てる関係性の軸」 です。
生徒の成長を支えるだけでなく、教師自身の人間的成長にもつながります。
そして離職率が問題となる今、「具体的にどう関係を改善すればいいのか」という問いに答える確かなヒントがここにあります。
教師が自分らしく自信を持って生徒に向き合えること。
それは、教師にとっても生徒にとっても、かけがえのない財産になるはずです。
もし、親業を知ってたら、仕事をやめなかったかも
子育てに必要な母性と父性
7月下旬の、ちょうど一か月前に開講した、親業訓練講座水曜日午後クラスの第4回目のレッスンが終わりました。
お盆休みを挟んでの、3週間ぶりの講座だったので、みなさんは「お久しぶり~」からのスタート。ちょっと時間が空いちゃったから、メソッドへの意識も遠のきがち(笑)ですが、ええ、大丈夫ですよ。それもまた「学び」です(笑)
そしてそして、ああ、待ちに待った第4回目!!←それ程、待ちわびたのは、今回から、親がモヤモヤした時の対処法や、子どもへの言い方、伝え方に入っていくからです。
今回参加されている方も、高校生以上の子どものお母さん。
今まで長年、悩み抜いてきた「子どもの行動が受け入れられない時の対処法」を学ぶのですから、ドキドキと期待も感じる第4回目なのです。
高校生の子どもに、例えば勉強やスマホ、生活の様子全般について、気になる事を何と言っていくといいか?
ここは、一筋縄ではいかないのは、わかりきってること。ですが、安心してください!(←古い?)この、一筋縄ではいかない思春期の親子関係も、本気で改善するために、あきらめず切り込んでいく方法をお伝えしますね~
子どものやっていることが許せない時、
親はどうしたらいいのか?
放っておくしかないんじゃないの?
だって影響もないし、、、
子どもの問題だし、
親には関係ないし、
でも、それで本当にいいのかな????
頑張ったら放っておけるけど、、、
などなど、今回も溢れる想いがいっぱい出てきましたね。うんうん、色んな感情が湧き起こるね。
その中には、自分の気持ちや本心もありますが、「~でなければならない」みたいな、ある種の母親としての正義感?強迫観念?、、、うーん、よくわからないけど、そんな「~せねばならない」のような気持ちもある事に気づいていきます。
で、で、
皆さんの中の「~であるべし」の「思い込み」にも触れながら、今の状態をどのように「親業のメソッド」に落とし込んでいくのか?ここをシンプルに順番にレクチャーしていくのです。
スマホや勉強は子どもの問題だから、ほっておくべし?
一日中スマホやってる~
ってことです。
講座では、この悩みは自分だけが悩んでいたわけでなくて、皆さんも同じようなことで悩んでいるんだと思うと、とりあえずホッとするみたいです(笑)。「ああ、こんなに悩んでいるのはウチだけかと思いましたが、なんか安心しました」と。これも毎回聞くセリフ(笑)
そして、そして、そこからの「メソッドへの落とし込み」となります。
親業訓練は、メソッドに落とし込む過程で親としての気持ちが少しずつ確実に整理されていきます。受講生の方同士で学んでいく過程を経験することが、親の主体的な学びとなります。
子どもへの声掛けは、その場しのぎの言い方ではスルーされるだけです。根本解決のためには、とにかく、自分の中にあるもので、考えて行かなくちゃならないのです。私も、そのプロセスを大切にしています。
が、
もちろん、伝え方を知ったとて、そんなに一足飛びにスマホ問題は解決されるはずもありませんし、引き続き、気持ちはグラングランと揺れ動くことも多いのです。
親業訓練では「~であるべし」例えば「スマホ問題はもう子どもの問題として受け入れてあげましょう」とか「親としての基準」がありません。
まず、ここで揺れますよね(-_-;)
戸惑いはあって当然ですし、心がついていかない事もあるかもしれませんが、その戸惑いを受け止める私がいるわけで(笑)安心してくださいね(笑)
それぞれの家庭環境や親の考えや、価値観、周りの家族の状況、なんなら気分によっても、変わっていく私たち。
いや、でもね、親も一人の人間なんですから、コロコロ感情が変わるなんて、当然じゃないですかっ!
その、変わりゆく状況の中で、愛があるからこそ思い悩む自分を大切に感じながら、子どもに何を望み、何をどう伝えていくのか?ここをやっていかなくちゃ、思春期の生意気な息子にとても太刀打ちできませんからね。
そのために、愛を伝える「道具」を使っていきましょう。
自分で判断できるようになる為のメソッドです。
親が学び、自分と子どもとどちらも大切にしながら、愛を届けられる人へ成長することを、あきらめないでやっていきましょう!
それにしても、自分のやり方を変えるって、本当にしんどいことやな。本気で、真摯に、向き合っているからこそ、講座では受講生の方が感じる「違和感」もバンバン炸裂することがあります。ええ、これで良いのです。
違和感とは伸びしろですからね。
期間中はしっかりと指導していきますので、どうぞ、安心して揺れて下さい(笑)。
学びが深まるたびに、どんどん親子のフェーズが変わっていきます。
学びを伴走いたしますね。
]]>心を育て、
心を磨く。
甘いだけの子育ては、私はイヤだな、って思っていました。
子どもを王様にしたくない。
そんなことをしたら、私は子どもを愛せなくなってしまうやん。。。
そう、直感的に思ったんです。
だって、私は甘やかされて育ってないからね、、、
そして、どちらかというと、子どもは苦手。
いや、すごく苦手。
ジコチュウな人は大の苦手で。
そんな私が、子どもの「ワガママ」を、この先もず~~~~っと、許せる生活を送れるわけないやん(泣)
なので、
そんな「ワガママな人苦手」な私が「親業」を知れて、
ほんとにラッキー♪
親として、何をしていれば大丈夫なのか?最低ラインがわかっていたから、安心して「厳しく」育てられたのです。
勉強
受験
クラブ
朝練
忘れ物
などなど
「ちょっと冷たいんじゃないの?」って思われるんじゃないかなって、自分で思うほどでしたが、(←ナゾの罪悪感を感じて)
ですが、ほとんどすべて「子どもが問題を持っている事だ」として、対処しても大丈夫だったよ。
親として、なんかやってあげなくちゃいけないんじゃないかなって、思う時にも、
よーく考えて、
「問題の所有権」を取り上げずに済んだ。
というか、「サポート役」に徹することができた。
、、、、と思うよ(笑)←実を言うと、それほどカッコいいものではなくちょい疑問が残りますが・・・
まあ、
「サポート役」というほど、大したことはしていないのだけどね、
それでも、
「彼らの邪魔をしない」という、
一番大事なコトは、何とか、果たすことができたんじゃないかなって思う。これだけでも、上出来なのだ~♪
誰の問題なのかわからずに、ごちゃごちゃになって、
彼らの成長させない選択をしていたのを、
まぬがれた・・・
私が思うよりずっと、子どもは「自分の可能性を伸ばす力」を持っていたと、今は心から言えるのです。
人は、子どもの持つ力をかなり過小評価しているのかもしれない、、とさえ、自然に思えるようになりました。
自分の子どもを
別の人格のある、
別の人だと
自覚を持つことが、親としての学びの道。
親として、することは、ただ、別の人としてありのままに受容すること。
子どもにやってあげなければいけない事なんて、何もなくて、やらなくても、大丈夫で、
むしろ、
やることによって、逆効果になる事があるから、
やってあげない事を、やってあげる方が、子どもの育つの為には効果的~~~
って、困っている方にはぜひ教えてあげたい(笑)気分なのです。
約20年間、3人の個性の違う息子へ、何もしない育児は「実験」と「検証」の繰り返しをしてきての結果ですから、私なりの確証。
そしてね、
子どもの話を聞いていることが、私にとっては何よりも本当に楽しかったことなんですよ。
子どもの純粋でやわらかい気持ちに触れながら、
何を見て、
何を考え、
何を学んでいるのか?
そおっと、
そおっと、
彼らの大切な心を傷つけないようにしながら、私だけに見せてもらったのは、愉しすぎる宝物のような時間でした。
ムクムクと、
心が成長する様子が見えた、愉しい時間。
今では
私の癒しは、もう、あまり必要なくて、彼らは自分で自分を完璧に守れて(笑)
私とは今ではそれぞれの考えや経験に刺激をし合える、同志のような存在になりました。
(と思う)
ぶつかっても、ビクともしないと、思い切ってぶつかれるし、そんな、お互いの価値観を交わし合う「激論」ができる関係が、超楽しい♪♪
心は癒され、育ち、磨かれる
幼い子どもの心を大切に守り、育ち、そして磨き上げる「秘訣」をぜひ、あなたにも届けたいです。
上記のような質問をいただきました。
このお母さんは本当に、真面目に子どもに向き合おうとしているんですよね。だからこそ、悩みがいっぱいになるんです〜
子どもの「わがまま」は、以前、私が買ってあげたから?
こうなったのも、私の責任。
でも、それは本当は私の本意ではないんだけどな。。涙
で、買うか?買わないか? どっちにしたらいいか、迷ってしまうのです。相反する2つの気持ちに、どう折り合いを付けたらいいのかわからなくなり、「正解はどっち?」となります。
子どものよりよい成長のためにも「正解」を求めたいからこそ、心の中のモヤモヤがいっぱいになるんですね。
やり方をかえることで必ず感じる「違和感」。