敏感で繊細で、感情の揺れの激しい思春期の子どもに、親はどう接したらいいのか、ピリピリと気を遣ってしまいますよね。
「わかるよ」と言ってあげても、ウザがられるし、
子どもがちゃんと育っているかしら?
なんか元気がないんだけど、大丈夫?
自尊心、低いんじゃない?
私の関わり方が悪かった?子どもとの相性が悪かった?十分に手をかけてあげていなかったから?
こんな、無限ループにはまり込むのは、理解してあげたいのに理解できていないから。
自分の子育てに、ちょっとした「負い目」を感じると、親は余計に腫れ物に触るような接し方になります。(そして「負い目」を感じてない親はいないと思う)
「こう言ったら、怒り出すんじゃないかなあ~?」と、子どもの機嫌を伺うような接し方をしてしまっている場合も多いかもしれませんね。
でも、気を遣い過ぎると、かえって会話がギクシャクしてしまって、ああ、もうどうすればいいかわからない…。
「やりにくさ」を自覚すると、そのことで、兄弟と比べる「罪悪感」をこっそり抱えていることもありますね。
ここは、本当に些細で繊細な悩みのようですが、でも、親としては結構深刻な問題です。
そして、この苦しさの本質は、一人では、なかなか気づかないかもしれません。
感受性の高すぎる親と子どもには「アソビ」が必要
つまり、子どもの行動の中で、「スルーOK」なところと「応答すべき」するところの境目がわからない。分離していいのか、それは親として冷たいのか、見極めがわからずに、全てに反応しすぎです。
すると、過干渉、過反応になってしまいます。
でもね、親業を使っていくと、この場合も自然に丁度よい感覚が得られますよ。
ノイズなのか、サインなのか、ここの見極めができる様になりますから、ものすごくラクになるんですね。
受講の感想を頂いていますので、参考にしてみて下さい。
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親業を受講させていただいてから、(私の中では)激動の二か月でした(笑)。
私が、先生のところで親業を受講させてもらいたいと思ったきっかけは、高校二年生の次女の様子でした。
彼女は、何となく入ってしまった高校の、勉強三昧の雰囲気になじめず嫌気がさし、勉強は全くしない、課題は1回も出さない状態でした。
二学期に入ってから、体調不良が続き、学校を休みがちになりました。
家にいるときは、ほとんど布団の中でゴロゴロとしていました。
私は、彼女の体の調子が良くないのか、心の状態が良くないのかが分かりかねて、とてもモヤモヤした気持ちでした。
何とか、心身共に楽になるようにしてあげたい、と思いつつも、私にとって「ちょっと気を遣う子」(頭の切れる、ちょっと小難しい子という感じ)である次女には、どんな言葉がけをすればよいかわからず、浦入先生のところに行かせていただいた次第です。
親業訓練では、毎回多くのことを学ばせていただきました。
中でも、私は、受容・非受容の確認、誰の問題かの見極め、能動的な聞き方、わたしメッセージを意識して行いました。
10月頃、学校の先生から、単位が足りず留年の危機だとの連絡がありました。
私的には、高校の留年はそんなに費用もかからないし、どうということはなかったのですが、本人は留年は嫌みたいで、「ヤバい。」と思ったようです。
その頃、ずっと体調がよくなかった次女は、病院で検査をしました。
すると、マイコプラズマに感染していたことがわかり、1か月くらいは体調が良くないだろうとの診断を受けました。
次女が、毎日、ゴロゴロと寝てばかりだったのは、やっぱり体調が悪かっただけなのか~と思いたいのも山々でしたが、「学校を辞めてもいい?」と聞いてきたり、学校での嫌なことを話してきたりするので、彼女的には学校がおもしろくないのも事実でした。
ところが、体調が良くなった次女は、「留年はしたくない」との思いから、なんと、未だかつてしたことのなかった定期テストの勉強を始めました!
本人も「テスト一週間前から勉強するなんて、初めてやわ~」と言いつつ、まずは、これまた提出したことのない各教科の課題を早々にやり終え、単位が危険な化学においては「100点採るわ!」との意気込みでした。
結果、化学のテストは難しくて100点ではなかったようですが(笑)、
他の教科もそれなりの結果が出たようで、嬉しそうに点数の報告をしてくれます。
ただ、全教科は勉強できなかったそうで、その教科については、見慣れた点数でしたが(苦笑)、逆に、やればやったぶん結果が出るということがよくわかりました。
そして、夏からずっと休んでいたクラブにも、最近復帰しました。
以上のような次女の変化には、本当に驚きました。
私は、先に挙げた、受容・非受容の確認、誰の問題かの見極め、能動的な聞き方、私メッセージを意識しただけです。
それなのに、この次女の変わりようは何なんだろうか?と考えてみると、まず第一に、私が素直な言葉を発するようになったからかなと思います。
今まで、「ちょっと気を遣う子」だった次女には、腫れ物に触る…とまではいかなくても若干機嫌を窺うような物言いをしていたように思います。
その微妙な空気感が次女にも伝わっていて、彼女はそこに「偽りの受容」を感じていたのかもしれません。
でも、親業を学んでから、裏表なく自分の言いたいことをストレートに伝えるようになりました。
「こんなこと言ったら、機嫌悪くなるかな?」というようなことも、そのままストレートに伝えると、次女は機嫌が悪くなるどころか、毎回素直に聞き入れてくれました。
そのときに、「あぁ、こういうことなんだ」と思いました。
お互いに、心地よく過ごすには、素直になることと、信じることが大切なのですね。
もし、自分の思いをストレートに伝えて、子どもと対立が起こったとしても、その対立の解決方法を教えてもらっているので、きっとうまく乗り越えられると思います。
部屋の片付けについては、「みんなで計画を立てて、それから、各自部屋の片付けをしよう!」(所謂第三法がしたかった…)と言っていたのに、次女は、「土曜日に片付ける!」と言って、さっさと自分の部屋の片付けを始めました。
これまた、驚きの事件で、今まで一度も自分から進んで部屋を片付けたことのない子が、何という変化でしょう!
親業を学び始めてからの二か月は、驚きの連続でした。
私も、おそらく次女も、何だかモヤモヤしていたこの時期に、たまたまネットで拝見した浦入先生のブログで親業訓練講座について知り、その講座を受講させていただいたことに心から感謝しています。
ありがとうございました。どうか、今後ともよろしくお願いいたします m(__)m
またお会いできる日を楽しみにしております。
長文失礼いたしました。(Sさん三重県鈴鹿市)
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こちらこそ、ありがとうございました。
驚きの変化でしたね!
Sさんが変われた理由
娘さんとの問題が、ほぼ無くなってしまったSさん。なぜ、こんなに変われたのでしょうか。
そもそも、Sさんは、高校生娘のピリピリした不機嫌オーラに対して「イヤだ」なという気持ちは持っていませんでした。
心身共に楽になるようにしてあげたい、でも、どう関わってあげたらいいのかわからない。
ここで、親業を学び、完璧な理論と技能を習得。
自分で判断する指針を得て、子育ての「軸」ができたので、ブレが無くなる。すると、子どもも親の対応に答えてくれる。
手ごたえをつかんだ後は、あっさりと心配を手放していかれましたね。いい循環ができたのです。
子育てにあると良い3つの要素
・正しい道へ方向性
・マインド
・スキル
この方の場合、子どもの心を大切にしたいという、マインドはバッチリあり、自分とは違う存在として認めていました。あとは、スキルを得て、鬼に金棒(笑)です。
それにしても、「100点取るわ!」という意気込みで、日々を送り、自分の課題に向き合ってくれたら、親としてはこれほど嬉しい事はないですよね~
ま、親業は、子どもの「主体性」や「責任感」を確実に育てていくための、親の関わり方ですから、当然の事なんですけどね。
Sさん、感想をありがとうございました。