あなたは普段、子どもさんやご家族、お友達、職場の人と話をする時「ちゃんと聞かなきゃ」と頑張って聞いていませんか?
しかし、その「頑張る聞き方」は、頑張るほどに、実は逆効果になっている場合がとても多いです。
私たちは小さい頃から「ちゃんと聞きなさい」「人の話を最後まで聞きなさい」と言われ続けてきましたよね。
だからこそ、「話を聞く」ということに対して少し構えたり、頑張ったりしてしまう人がとても多いのです。
ちょっと思い返してみてください。
✅ 会話中、相手が話しているのに「次は何を答えてあげればいいかな」と考え込んでしまう。
✅ 「ちゃんと返事しなきゃ」と焦ってしまい、相手の話が頭に入ってこない。
✅ つい自分の意見を伝えようとして、話を途中で遮ってしまう。
これらの行動に心当たりがある方、、、
もしかしたらものすご~く残念な「効果のない聞き方」になっているかもしれません。
「聞き方を制する人は子育てを制する」と思うぐらい、人間関係に聞き方はムッチャ大事!
「話を聞いてあげてる」のに、反応がイマイチ。。。
せっかく頑張って話をきいてあげてるのに、なんだかしっくりこない時は、必ず原因がありますよ!
私たちがついやりがちな「効果のない聞き方」にはいくつかの特徴があります。
◆頑張りすぎてしまう聞き方
「相手に失礼がないように」「ちゃんと理解しよう」と、気を使いすぎてしまうこと。もちろん、相手に配慮する気持ちは素晴らしいのですが、過度に頑張ってしまうと自分が疲れてしまい、本来の会話の楽しさが失われてしまいます。
「わかるよ~」と言いながら、気づけば自分の話をしていませんか?
また、聞こうと頑張ることで自分が緊張し、相手にもその緊張感が伝わってしまうことも。
◆自分の意見を伝えすぎる聞き方
相手の話を聞きながら「自分だったらこうする」「こう考えるべきだ」と意見を言いたくなること、ありませんか?
実はこれも逆効果の聞き方の一つです。
相手は自分の話をただ聞いてほしいだけなのに、意見やアドバイスを押しつけられると「話しにくい」と感じてしまうことがあります。
◆返事を急ぎすぎる聞き方
相手が話し終わる前に「早く答えないと」「リアクションを取らなきゃ」と焦ってしまうこともよくありますよね。
しかし、聞いている途中で自分のリアクションに気を取られてしまうと、肝心な相手の話を見失ってしまいます。
「無言の沈黙」に弱くて、何か言ってあげたくなる人がやりがちです。沈黙の気まずさに耐えられずに、相手が最後まで話し終わる前に、リアクションをかぶせてしまっています。
聞き方は技能だから
じゃあ、実際に「どう聞くのが正しいの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
これは、実際に体験してみるのが一番早いんですよね💦
私も、40歳近くになった時に初めてこの聞き方をしてもらって、ビックリしました。
初めは「なんでこの人何も言わないんだろう」「何か、シタゴコロや魂胆があるの?」なんて、思ったほどです。
それぐらい、日常生活の中では、自分の話をじっくりと聞いてもらう機会がなかったんですね。
正しい聞き方を知り、身につけると、相手は心地よいし、自分も嬉しい。
そして、会話はもっと楽しく、スムーズになりますよ。
「聞き方」は「コミュニケーション技能」なので、テニスやゴルフと同じです。つまり、正しい方法を知り、練習を重ねることで誰でも上達できるということです。
逆に言えば、意識的に練習しなければ身につかないものでもあります。
アドバイスをやめて癒し上手なお母さんへ
考えてみると、子育てとは子どもの話を聞いたり、伝えたりの連続です。
つまり、「オムツの替え方」「おっぱいのあげ方」と同じく、子どもにどう関わっていくのか?の「関わり方」そのものなんですよね。
多くの親が、ほぼぶっつけ本番で、いきなり子どもに関わっていっているわけですが、この「技能」のある・なしが、子どもとの関係性に大きく影響してきます!
親は、知っていることは、子どもにアドバイスして教えてあげたくなるものですが、おかん塾で目指したいのは、ワンランク上の聞き方ができる、「癒し上手なお母さん」なのです。
アドバイスするのも悪くないけど、
わかるよ~と同情するのも悪くないけど、
癒し上手になれたら、子どもは自己解決力が鍛えられて、勝手にのびていきますよ!
もっともっと聞き上手になる為に
その為に、「特別な聞き方」をせっせと練習しているです。
かと言って、実際にやるのは、本当に難しいです。
特に、自分の方が「立場が上」だと思っていると、いい方法があるよと、教えたくなるし、アドバイスしたくなるんですよね。
私は、対人関係で悩んでいる人を見るたびに、「この方法がいいよ~」「親業をやると解決に向かうよ」と、言いたくてたまらない自分がいます。
ですが相手にとっては、私のドヤ顔が、マウントをとっているように、聞こえないとも限りませんよね。
だから、タイミングと言い方が難しいのです。
言わない選択も、言える選択もどちらもできるからこそ、自分も成長していきます。
話を最後まで聞くという作業は、相手が苦しんでいる姿を「受容」していなければできません。でも、その先に、本人の主体的な学びが待っています。
それは、相手には自分で問題を解決する力があると、「信頼」が無ければできないこと。