- 全く勉強しなくなった高校生の息子・・・どうしたら、勉強する?
- このまま放っておいたらダメよね?
- どうしてうちの子は、真面目に一生懸命に勉強しないの?
- 死ぬ気で頑張らないと、間に合わないのに、、
大学受験を控えてそろそろ本気で勉強しないとダメなんじゃないの?そんな心配をかかえるお母さんが増えています。
ああ〜〜〜
どうなってんの???
本人は、まったくのんびりしたまま、スマホ三昧。その姿にヤキモキして、イラっときて、つい余計な一言!!!
しかし、親の話は スルー(泣)
まったく、どうしたらいいんでしょうか?
そもそも、相手は高校生男子です。
こんな時「もう、高校生なんだし、放っておいたら?」などという、単なるアドバイスは意味がありませんよね。なぜなら、親とは放っておこう!と思っても「放っておけない生き物」だからです。( ノД`)シクシク…
親にとって子どもとは、いくつになっても気になるもの。
ならば、この際、しっかりと親としての心構えとできること、やるべきことを考えていきませんか。
程度の差はあるでしょうが、子どもの学力・勉強・進学などについて、親なら誰もが気になるのではないでしょうか。
今、多くのお母さんが「勉強しない高校生の子ども」にどう接したらいいか悩んでいます。そして、お母さんが悩んでいるのは、「学力不足」もありますが、それよりも「勉強へのやる気のなさ」なんですね。
- 「勉強しなさい」と言っても、全くする気配がない。。。。
-
だからと言って、このまま放っておいていいの?
- 家では一言も話さない、不甲斐ない子ども。。。
- 大丈夫なの?
-
取り返しがつかないことにならない?
やる気を喪失している子どもに、親としてどう接したらいいのかわからずに、困っていることが多いようです。一方で、自分では何ともならない問題だと思っていながら、今なら、何とかなりそうな気もするから、それで、悩んでいるのかな?と感じる事もあります。
子どもに勉強をさせるためにどうしたらいい?
もう、あきらめるしかない?
いえ、ちょっと、冷静になってください〜
何ともならないかもしれないけど、何か子どもに伝えられることがあるかもしれません。その「見極め」がついていないから、親としても諦めきれず、モヤモヤが残っているのではないでしょうか。
そもそも、勉強の問題をこじらせないためには、心構えや親のかかわり方にコツがあります。その方法を知らないから、いつまでも堂々巡りで、根本解決に至っていないのかなと思います。
ムリに勉強をさせても根本解決にはならない
まず、はじめに言っておきたいことは、親が子どもに勉強をムリにさせようとすればするほど、勉強はするかもしれませんが、子どもは主体や責任感を無くし、依存性を高め、子どものやる気が無くなる危険があるということです。
もちろんやむを得ないこともあるかもしれません。ですが、今までも「親が勉強をするよう仕向けてきた」から、子どもの「内的なやる気」が失われたのかもしれません。もし、子どものやる気に限界が来ているのであれば、ここで、更に追い打ちをかけるのは、子どもの成長や親子関係にとってもマイナスになるのは明らかです。
おかん塾でおすすめしているのは、「問題解決」を目指す道です。子どもが自分から「やる気」「主体性」が育つよう、あなたの関わり方を変えることです。
色々な想い・不安があるでしょうが、あなただって本当は、
子どもが自分自身の人生を生きるため、主体的に勉強する子になってほしい!
誰かに認めてもらう為でなく、自分で自分を評価しながら主体的に取り組んでほしい!
と願っているのではないでしょうか。
目の前の点数や大学入試も気になりますが、私たち親が心底願っているのは、主体性をもって、目の前の課題に取り組む姿勢こそ、身につけて欲しいと願っていると思います。
ただ、子どもの主体性、子どもの内側からの意欲、主体性、責任感は「親からの強制下」では育たないのです…。
ここはしっかりと「勉強するのは本人」「本人の問題」と認識したいところです。なぜなら、親子関係においては、親子間はどうしても混同しやすいからです。
私も一人の母親として経験してきましたが、子どもの勉強の問題は、母親にとっては難題でした(汗)
それは、
- 目の前に迫る受験などの問題と、本質的に子どもに望む姿とのズレがあるのに、それがごっちゃになっている
- 子どものやる気を起こさせる方法は、子どもを「評価」することだと、誤解している
ということが、深く関係しているのです。
親としても気持ちに矛盾があり、そのことを親が正しく理解し気持ちの整理をしていないことが、この問題を難しくしていると感じています。
たとえば、親が「受験勉強や進路は子ども自身の責任だ」と振り切れず、「親としての責任だ」と思っているのであれば、子どもは「受験勉強は自分の責任だ」と思う事は難しいのではないでしょうか。
子どもが内的なやる気をなくす本当の理由
思春期の子どもが勉強への「やる気」「主体性」を失ってしまうには、もう一つの問題点があります。それは、「評価すること」についての世間の間違った認識があることです。
よく「子どもを評価して」「子どもを褒めてあげましょう」と言われています。ですが、子どもを「褒めて勉強させる」ことについては、大きな誤解と注意点があります。それは、子どものやる気が急に無くなったと感じられる場合、家庭や学校で、子どもを「褒めて」「評価」して勉強させられてきたということがほとんどだからです。
「勉強させられてきた」というと「子どもを強制した覚えはない」「無理強いしたことはありません」「自分で進んで勉強していました」と言われそうですね。ですが、その根底にあったものは、親の期待に添えたり希望通りに動くと「よっくやった」「エライぞ」と褒められ、親の期待に添わないことは「ダメだったね」「どうしてこうなったと思う?」「ちょっとゲーム控えようか」と評価を与えなかったり反省を促したりしていませんでしたか?
つまり、親は子どもをうま〜く誘導してきたつもりかもしれませんが、それらはすべて、褒めたり制限されたりした「外からのコントロール」されていたものに該当します。親の「外からのコントロール」によって勉強させられてきた子どもは、いつも与えられる賞賛や評価、成果により、モチベーションを保ってきたと言えるのです。
ただ、それでは、限界があります。
主な理由は以下の通りです。
- 勉強は徐々に難しくなる。
勉強すれば「成果」が出る時はいいが、勉強しても思ったように「成果」が得られなくなる。
頑張っても頑張っても「成果」が得られない場合、やる気を「成果」だけにたよっていた場合は、必然的に次第にモチベーションが下がってしまう
- 親や先生の評価や承認が一貫性を保つことはとても高度な技術が必要で難しい。
同じように勉強しても、評価される時と評価されない場合ができる。褒めたり褒められなかったり、矛盾が生じる。
なので、結果的にこどもは評価を期待してもそれが得られず、理不尽に感じたり裏切られたと感じたりしてやる気を失う。
などなど…。
その他にも、親業のトマスゴードン博士は、親の褒めコトバや評価が子どもの内的やる気にはマイナスになると、警鐘を鳴らしていました。
もっとも残念なのは、子ども自身が自分で自分を評価し、自分で決定し、自分で自分をコントロールしながら自分の問題を解決する機会を奪ってきたということです。
なので、本来、思春期から大人に向かう子どもに少しずつ育っていてほしい主体性、責任感、自己統制力が育っていない場合が多いのです。
これ、ほとんどの親が見落としています。
この「逆効果」をホンキで改善したいと思うのなら、考え方を、接し方を見直すことを強くお勧めしたいです。
今からでも遅くありません。なぜなら、子どもはもう強制されたくないと思っていますが、自分を律する力も責任感もまだ育っていませんから、親に全く見放して欲しいのではないのです。
なので、ここは子どもをコントロールしない方法で、子どもの自己コントロール力を促す接し方ができるとベストです。
それには、自分から前向きな気持ちが湧いてくるように、親子の健全な信頼関係を取り戻しながら、子どもの問題であることを自覚させる「親のかかわり方」をすることです。
もともと、子どもはみんな頑張りたい!と思っているもの。そして、本心では今の自分にうんざりしているケースも多いです。そこを、親が的確にサポートできると、自分の中にある嫉妬、焦り、モヤモヤ、不安、未来への欲求に自分で気づき、今どうすればいいのか、その答えを自ら考えだします。
自分の事と考えるから、自分から勉強しよう!と思えるのです。
高校生の息子のやる気は、母親も大きな影響力をもっています。なので私は、親自身がしっかりと「愛が伝わる関わり方ができること」がとっても有効だと思っています。
愛を伝えるために信頼を感じるコトバをつかう
「既に、日頃の言葉遣いは細心の注意を払っています」
「この言い方も知ってますし、すでに変えています」
実は近年、こう言われる方がとても増えました。今はSNSを探せば、「効果的な言い方」がわかる時代です。ですが、それをやってみても「変わらない」のだとしたら、それは子どもの立場から見ると「ちょっと改善された程度」で「親は結局、何も変わっていない」と受け取られているからです。
親の操作的な、作為的なニュアンスを全てぬぐい取らなければ、結局は、聞こえの良さげな言い方に変えただけです。それでは、彼らにとって勉強は「させられるもの」という意識は抜けません。優しい言い方になったぶん、問題は解決するどころか、逆に表面的には見えにくく、追いやられただけになっています。
思春期の子どもが勉強にやる気を失っている大きな原因は、彼らの主体的に考える力が不足していることです。
今までの「やらす」「やらされている」関係を変えるためには、「今までと違う」と思わせるような「本質的な変化」が必要です。それは、親と子のそれぞれが「子どもの勉強に対する問題」をどう扱うか考える機会となります。
これは、親の正念場でありチャンスになると思います。
もし、言いたいことがあるのなら「親として何を子どもに伝えたいのか?」はじっくりと考えて整理しておくことをおすすめします。
親の「心配」は、子どもにとってはただの足かせにしか思えずに、縛られているように感じて苦しめている場合があるからです。これは、行き当たりばったりの対応で、コトバが不足していることがほとんどです。
親自身がこのことについてよく考えて「対話力を磨いていく」ことが求められることだと感じます。
この機会を、親子の新しい関係づくりのチャンスに変えるためには、親自身が「ほんもののメッセージ」をつくる必要があるのです。
子どもが親の「強制」を感じさせないコトバはルールがある
対話力を高めるための具体的な言い方については、親業というコミュニケーションメソッドの中ですべて紹介されています。親として効果的な関わり方が、体系化されていて、初心者でもわかりやすいメソッドなのでお薦めです。
一部を紹介すると、、、
- 主体性・自己コントロール力の問題
- 勉強に対する矛盾した親の気持ちの整理
- 信頼できる親子関係を作る方法
- 子どもに適切に関わる方法
などなど、の場で状況にあった適切なコトバを言えるように、ご自分のケースでわかるようになるためのプログラムです。
子どもが主体的に勉強しない問題は、色々な問題が絡み合って、お母さんは身動きが取れなくなっている事が多いです。かなり絡み合って、窮屈そうなことが多いです。ですが、ここも、丁寧に紐解いていきます。
- まず、問題の改善ポイントを明確にする
まず初めにすることは、人間関係を1対1で整理することです。次はそれぞれの感情とタイミングを見極めます。困っているのは誰なのか?誰のどんな問題なのか?それを明確に仕分けて「誰の問題か」を整理します。子育てには「親が出る時」と「子どもに任せる時」があり、すべて対応方法が違います。ここは問題が混乱し勝ちですけれどとても大切なところです。何年もかかって絡みついてきた複雑な親子の問題を紐解くためには欠かせない考え方と言っていいと思います。
- その後は、ずばり「言い方」の訓練です
「勉強しなさい。塾は?大丈夫なの?」「スマホばっかりやってるから勉強できないんじゃない?」「今のままでは浪人よ。知らないわよ。」「大学くらい行かないと、苦労するわよ。」こんな風に言っていませんか?これでは子どもはいつまでたっても本気で勉強する気になれないかもしれません。なぜなら、この「言い方」では「親から責めらている、非難されている」としか思えないからです。だから、「自尊心」が傷ついていることが多いのです。
このメソッドをお勧めする理由は、親が、実際にコトバを交わしながら体験的にトレーニングをするので、学びのモチベーションが保てるから。特に、自分のコトバが子どもに与えている悪影響が全てわかると、皆さんビックリします。親が子どもの為に一生懸命に欠けているコトバが伝わるどころか、子どもを傷つけていることがハッキリとわかるからです。
ここまでひどいとは思わなかった、、、(愕)
このステップを経て、ロールプレイをしながら、自分の中に親子関係を改善するコトバを具体的に落とし込んでいきます。たった一言が変わるだけで、こんなに反応が変わるのかと愕然とされることもあります。それぐらい、高校生でも母親のコトバの影響は大きいのです。
親子喧嘩で子どもも消耗してませんか?
大切なエネルギーを親子喧嘩で使ってしまって、肝心な勉強に手が付けられなくなってしまっていたら、それは、もったいないです。ぜひとも、親子の対話を通して、自分と向き合い、自分の人生を前向きに生きて欲しいモノ。
そのために、まずは、親のかかわり方の改善を提案します。
私たち母親が本当に願っているのは
- 子どもが主体的に自分の人生を歩んでいく力をつけること、
- 自らの意志で考え、行動する力をつけること、
- 自分で自分の問題を解決する力をつけること。
だと思います。
思春期の子どもには、いわゆる「付け焼刃」みたいなものは一切通用しません。
日頃のコトバには、今までの習慣的につかっていたクセ・文化がたっぷりと染みついています。だからこそ「たった一言」を変えることから、解決への糸口がある事も多いです。
親子の修羅場を子どもの将来へのステップとかえる、
これは、子どもへの真の愛情のある親だからできることだと思います。