「ちゃんと説明したのに、どうして分かってくれないの?」
「何度も伝えているのに、同じことを繰り返すんです」
言葉は出している。
時間も気持ちも使っている。
子ども本人も「わかってる」と言う。
それなのに、肝心なところが 通っていない感じ がして、「もどかしさ」を感じる事はありませんか?
この違和感や心配は、母親ならではの鋭い感覚なのだと思います。
でも、
口を酸っぱくして、何度も何度も繰り返して言っているのに「通じてないなあ~」と思う時、
親もヘロヘロに疲れてきて、悲しくて、情けなくて、惨めな気持ちになってしまいます。
伝えているのに伝わっていない時
「伝わっていない」というより、
「分かり合えない」ような、「心の距離」を感じてしまうことが、親としては一番苦しいのだと、私は思います。
「伝える」と「伝わる」は、まったく違う行為
「伝える」と「伝わる」は、違います。
伝える…親が行う行為
今はSNSや育児書など、子育て情報があふれています。だからこそ、一生懸命に“よかれと思って”言葉を重ねていると思う。
けれど、子どもにとって本当に大事なのは、「言葉」そのものよりも、
それが 実感として感じられるかどうか、です。
たとえば、
それが「あなたのことが大切なのよ」と言う言葉であっても、
子どもが「大切にされていると感じない」のであれば、それはやはり、伝わっていないということになります。
だから、子どもの「ふんふん、わかってる」という返事に、どこか口先だけのような、実感を伴わない違和感が残るのです。
伝えるから伝わるに
「伝える」を「伝わる」に変えること。
相手が「実感」するように、です。そのためにまず必要なのは、頭で理解することよりも、実際にやってみて、コミュニケーションを体験すること。
これ、一目瞭然です。
コミュニケーションは、言葉のキャッチボールと同じですから、理論として知るのではなく、身体で体得していくもの。
そして、無意識でつかっている言葉を、具体的に変えていく作業をしますが、
この時、
みなさん、自分の言葉のはずなのに、ビックリするぐらい違和感だらけなんですよ。
私はいつも、「右手で持っている歯ブラシを左手で使うような違和感ですね」と言っています(笑)
でね、この違和感に気づくことこそ、コミュニケーションの伸びしろ!
そして、練習次第です~
ちなみに、コミュニケーションは「言葉」も大事ですが、「言葉」以外も大事。
今のやり方や言葉、まなざし、呼吸、などなど、すべて合わせ技にして、本当の気持ちと一致させていく。
すると、はじめは大変ですが、そのうち、自分にウソがないから、どちらもラクになっていくんですね。
まずは、
「伝える」と「伝わる」が大違いであることを、意識してみて下さい。
ほんの少しずつでも見直していくところから、親子関係の絆はグッと深まっていきますよ。
子育ては技能です!
あなたの、自分らしい幸せな親子関係づくりを心から応援していますね。