子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 受講の感想
  2. 高校1年生
  3. 親が作る弁当を持っていかない、深夜2時までゲームする高1息子へ彼なりの考えを自然に尊重できるように

親が作る弁当を持っていかない、深夜2時までゲームする高1息子へ彼なりの考えを自然に尊重できるように

Nさん 高1男子 母親に対する信頼感とか言うことをきこうというのが全くない

親が作る弁当を持っていかない、深夜2時までゲームする高1息子へ彼なりの考えを自然に尊重できるように
一人息子さんとの仲がギクシャクしたことに困って相談に見えたNさんは、現役の教師の方でした。
とても大切に息子さんを育ててこられたと推測されたのですが、思春期のころから反抗的になられたようで、とても困っておられました。

お申し込み時にいただいたメールです。

今春私立男子校に入学する息子が母親に対し反抗期真っ盛りです。中3の3学期は作ったお弁当を全く食べずに帰ってきたことが多かったです。

高1の息子、母親(私)、父親の3人家族です。 夫、私共にフルタイムで働いています。(子供が生まれる前からずっと)

 

子供が小さい時から、私(母親)とはあまりうまくいかず、その代わり、父親とはとても良好な関係です。(今も)

中3の3学期、私が作ったお弁当を全て残してくるようになりました。理由は美味しくない、一度ご飯が腐っていた・・・等等言っています。

家でのご飯は決まったものしか食べません。ご飯とみそ汁と納豆だけ、カレーライス、シチューくらい。 食べる時も、一緒ではなく、かなり遅くなってから一人で食べる。

高校に入ってからも、毎日お弁当は作りますが、持って行きません。

提出物も、なかなか見せない。ゲーム・動画をかなり遅くまで見ている。夜中2時くらいまで。本人いわく、ずっとゲームしたりしてるわけではない。宿題とかはやっている・・・


今、通う高校は、特別行きたいと思って いたわけではないが、一応は希望して特進クラスに入っている。勉強も服装頭髪面もかなり厳しく、土曜も学校で、楽しくない感じ・・・

学校がそんなに楽しくないから、家でもなんかさえない。とにかく母親に対する信頼感とか、言うことをきこうというのが全くない。たいへん困っています・・・

  

お弁当を作っても食べずに帰ってくるのは、親として辛いですね。まず個別相談を利用され、続いて講座の受講を決められました。

親業の理念にとても共感されていたので、いつも他の方の話を熱心に聞きながら受講されていたのが印象的でした。ブログを熱心に読んで下さり、参考にしてくださいました。

2016年8月にいただいたメールです。親としてどう考えるのか?具体的な指南を手にいれて意識が変わるだけでも、ラクになった様子です。

親業については、全く迷いはありません。

出会った時に、「確信」みたいなものを感じました。


うすうす分かっていたことを、「やっぱり、そうだよな・・・」と納得させられた感じです。

これからも自分で継続していくつもりです!


夏休み、去年までの私ならば、耐えられないであろう息子の生活・・・ですが、行動の四角形で「これは息子の問題!」と確認し、息子が自分の問題を自分で解決する機会を奪ってはいけないと自分で納得して、手出し口出しもイライラもせずに過ごせています。


ま、心配な部分はありますが、ラクにはなりました。

息子もなんかのびのび(ダラダラ・・・)過ごしています。


お互いにとって、良かったみたいです! 

息子の学校は、明日から全員対象の補習が始まります。(始まるらしいです・・・)


勉強については一切聞きも言いもしていないので、宿題がどれだけあったのか、やっているのか全く知りません。


 今回私は本当に何もしていませんが、これって放任とは絶対に違う!


「何もしないことをする」ということなんだと思っています。


親業でならった、「何もしないことで受容を伝えて」、息子が自ら変わっていこうとするのを少しばかり期待しながら、気長に待ちたいと思います。


親業で、自分も変わったなあ・・・と思います。みなさん、言われますが、やはりもっと早く出会っていたかったです。


早ければ早いほど、それだけ、子供にとっても親にとっても幸せなことだと思います。でも、この時期に出会えたのも、それはそれで良かった!!!


出会うと出会わないの差は大きい気がします・・・


子供にとっても親にとっても・・・です。

 

何もしないのではなく、「何もしないことをする」というのは、結構たいへんでした・・・

でも、息子の方はあまり干渉されないことで、その分少しは自分で考えて行動できていたのかな・・・?

何も言わなくても、色々言っても、結局やらないといけないことは同じで、結局なんとか自分でできるのであれば、言わなくていいんだ・・・とや っと気づけました。(遅い!)

 

今までは「言われもしないことをやりすぎていた」と分かったのが大きな収穫です。

親業って、こういう色んなことに自分で気づかせてくれるところが凄いですね。


ブログを見て読んで、ピンときて、受講してみて、やはり「確信」を感じた親業をもう少し学んでみたいと思っています。

  

 

(浦入より)
東京で教師学を受講されてから、親業訓練協会の教師学フォーラムなどにも積極的に参加されておられるようです。教師学仲間ができて楽しく学びを深めておられるのでしょうね。
受講生の方が、自ら学びを深めておられるのは、私も嬉しい!本当にインストラクター冥利に尽きます!

お仕事もお忙しく、充実した毎日を過ごされておられるようですね。
お忙しいでしょうが、いつでもなまぜ親業ルームにも良かったら遊びにいらしてくださいね。お待ちしています。
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