とても優しいお母さんの印象を持つMさん。ご自分の関わり方について疑問を持たれたのは、長男さんが中2の時です。
2016年9月より親業訓練一般講座に参加されました。
長男13歳(中2)次男8歳(小3)です。
先生のブログで親業を知りました。わたしは大好きな子どもたちの為にならないことばかりしていると気づき心が痛いです。親業を学びたいです。
よろしくお願いします。
浦入先生へ
全8回の講座ありがとうございました。親業の講座で自分と向き合い、色んな自分が見えました。間違っていたところも嫌なところも知りました。
「知らなかっただけ。知ったところから始めたらいい。」と先生におっしゃっていただき気持ちを整理しました。
わたしの気持ちが変わりました。
問題をもっていなかったら◯と思えるようになってきました。考え方の癖はすぐにはなくならないこともわかって、ひと呼吸考えることを意識するようになりました。
こどもが気持ちを話してくれると嬉しくなります。
わたしにできることはどんな話も聞くこと。
わたしの問題はわたしが解決すること。
学んだ勝ち負けのない世界を実践していくこと。
試行錯誤の毎日ですが、穏やかです。
親業に出会えて、先生に教えていただけてよかったです。金曜メンバーの方と一緒に学べてよかったです。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
先生の講座を受けて、しっかりしなきゃと思い過ぎていた私の肩の力に気づくことができました。その影響も。ものすごくショックでしたが、そのおかげでわかったんです。
機嫌よく過ごしてくれてたらいいやん。自分の時間割で動いてるだけやん。私は私にできることだけをしていきます。
浦入先生、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
「いやな奴がおるだけ」と詳しく話してもらえないもどかしさ
学んだことを生かすのは難しいです。「知ったのにできないわたしはなんなんだー」と、反省する日があります。
ここ何日、長男がイライラ…問題をもっています。気持ちを受け止めようとすると嫌がられます。「なんかあるなら聞くよ」という私に一番イライラするそうで、「いやな奴がおるだけ」と詳しく話してもらえません。
私は息子にとって話せる母ではないのが悲しいですが、長男が一番しんどいはず。このまま話してくれないかもしれませんが、もし話してくれたら、今度こそは能動的に聞けるようわたしの気持ちを整えて待とうと思います。
親として否定されるような言葉は、ショックだし傷つきますよね。。
その後、約一年間は、定期的に復習会にも参加されていました。中3の受験生をサポートに徹しておられるご様子でした。
そして、3月
嬉しい報告がありました!
浦入先生。こんにちは。お元気ですか。
もう春休みですね。報告聞いてください。
先日、息子が志望校に合格できました。
内申点が200ないまま挑戦したい!という本人の気持ちを信じてのチャレンジ受験でした。 私自身の不安から気持ちがしんどくなった時「受験は誰の問題?」「自分の人生を生きてほしい」と確認しながらすごしました。
自分で決めたからしんどい挑戦も乗り越えることができたと思います。もしダメでも納得できたと思います。
まだまだ全然ですが今が今のわたしの精一杯です。
浦入先生。親業を教えてくださってありがとうございました。講座での先生のお話を聞かせてもらってなかったら息子の決断を尊重できなかったと思います。
これからも親業を学んでいきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 何かと忙しい季節の変わり目かと思いますが、お体大切になさってください。 ありがとうございました。
受験校を決めた後、私が(不安で寝不足になったことが原因だと思います)体調を崩したり…と情けない日々でしたが、2月頃からはすこし落ち着いて応援できました。
今からがスタートで、将来も親子関係もこれからどのようになるのかドキドキでもあり、楽しみでもあります。息子が道を選んだ時に、先生のようにどーんと構えて応援できるおかんになっていたいです。
困った時は先生がいてくださる。これほど心強いことはありません。
自分のために、これからも親業を学びます。
今後ともご指導よろしくお願いします。
ありがとうございました。
(浦入より)
嬉しい報告をありがとうございました。
子どもの決意を優先したい!
子どもを尊重したい!
口で言うのは、簡単ですが、実際には、大きな不安が押し寄せます。
大きな問題に直面する時は、まさに、母親としての姿勢や在り方が試される時でもあります。
子育てに正解はないと言われますが、唯一無二である、その親子の関係性の中で双方が納得することこそが欠かせないことですし、そのために、子どもやご自分にも向き合い考え、そのうえで折り合いをつけていく。
この過程こそが、おかん道を歩む、という事なのかな、と思います。